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2016年12月13日 (火)

文学者としてのB・ディラン

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これは僕が彼についての本も読まず、訳詞付きのCDと映像を元に書いてる駄文です。よく言われてる初期の「プロテスト・ソング」からエレクトリックに変わった頃の人々のバッシングについて、僕には理解できないです。

「サイモン&ガーファンクル」の代表曲の一つである「SOUND OF SILENCE」の歌詞はかなり難解です。まず彼らの実質的なデビュー曲とも言える名曲ですが・・。最初はアコ音でのフォーク的なもので全く反響はなかったと聞いています。作曲したP・サイモンが英国に行ってる頃に某DJが、今我らが聞いているエレクトリック・サウンドにして流したら物凄い反響が有った。P・サイモンを急遽帰国させて、そのエレクトリックで歌い始めてのビルボードチャートNO・1を獲得という逸話があります。これは署名記事的に信じられる逸話です。

心地よい「フォークロック曲」の誕生です。でも訳詞でもよいので一度歌詞を確認してほしいです。「現代詩的に難解」なんです。

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確かに「風に吹かれて」はすごいプロテストソングですが、「答えは風が知ってる、風が知ってるだけさ」という歌詞もかなり難解だと思います。そういった難解さは常に彼の曲に通じています。「turn turn turn」も後に「The byrds」が歌ってヒットしました。所謂「フォーク・ロック」としてです。byrdsも後に「霧の四次元」とか歌って「フォ-ク ・ブルース」的なものに変化していきますが、どうも進歩とは感じにくいです。

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アコギで少年のように登場してかなり直線的とも思われるプロテストソングを歌っていたディランは22歳のころにはエレクトリックに変わってかなり哲学的なほどに難解になっていましたが、決して批判する人のように「商業主義への傾倒」ではないのです。

詩のジャンルに「ビート派」というものがあります。A・ギンズバーズ等に相当影響を受けたという彼です。難解であれば・・というのはプラスの要素です。サイモン&ガーファンケルの「SOUND OF SILENCE」も実に難解です。自身の内面の表出は難解にならざるを得ないと信じています。イメージ作り等とは次元が違います。

自身のことすら絶対に解らないのが人間です。ディランの表現作にはそのことが色濃いと感じています。「自身が自身と向き合う、自身が自身の作品と向き合う」がゆえの難解さはそれなりに理解できます。

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BEATLESの曲ではJ・レノンの歌う「苺畑」が僕的には一番好きです。「ジョンの育った・・」と解説されても届かないほどシュールな作品です。でも音楽としてはかなり難解でも何かが伝わってきます。曲としても大好きです。拙いこのブログ記事のコア的な例として触れるべき「共通項」として挙げておきたいです。

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コメント

ボブ・ディラン、難解ですね。

本当に難解です。B4やP・フロイドにも言葉にできない難解さはありますが。
ディランが「ノーベル文学賞」というのは良いことだと思います。只もっと小さな作詞の
世界では岩谷時子さんや、あの谷村新司も日本の詩として優れていると思います。

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